東京生まれ、渋谷ラバー。2011年小説『空のつくりかた』刊行。その後アパレル企業のコピーライティングをしたり、webメディアを立ち上げたり。最近の悩みは、趣味が多すぎてなにも極められないこと。でもそんな自分が好きです。
当記事はKYONTIE社ご提供の情報をもとに作成しております。
世界中の少数民族を「ヒーロー」として撮りつづけるヨシダナギさん。完売となった伝説的ベスト写真集『HEROES(初回限定版)』から8年、コロナ禍を経て再開した撮影旅のなかで撮り下ろした新作もふくめた『HEROES -RELOADED-』が2025年1月17日に上梓されました。
2025年1月17日(金)に上梓されたヨシダナギさんの第2弾ベスト写真集『HEROES -RELOADED-』は、大きな話題を呼んだ前作『HEORES』より8年の月日を費やし、世界各地で撮り下ろした14民族(特別装丁版『HEROES Special Edition』と4民族の一部同一カットあり(10民族作品が新作))の作品を掲載。
アフリカからアマゾン、そしてアジアと世界中を旅しながら撮りつづけた、それぞれの土地に生きる少数民族、先住民族の誇り高い勇姿をご覧いただけます。
しかもその美しさを質感でも再現すべく、最上級紙「エアラス」に、まるで艶やかな人肌のような手触りを楽しめるPP「ベルベット加工」を施した表紙にくわえ、本紙は京都の老舗美術印刷会社「サンエムカラー」の特殊技術「8K」による超高精細印刷、さらに写真集が「180 度」に開く、糸かがり綴じ+「キャラコ巻き製本」を採用。
デジタルコンテンツがあふれるこの時代に、紙ならではの表現力を駆使し、思わず触れたくなるような仕上がりとなりました。
なお、オフィシャルストアでは『HEROES -RELOADED-』Limited Edition サイン&ポストカードセット付を数量限定販売。表紙もLimited Edition版限定なので必見です。
前作の『HEROES』写真展はのべ10万人もの来場者数を記録。期待の高まるなか2025年3月より、3年ぶりの写真展が全国で開催されます。コロナ禍を経て、色をなくした現代に極彩色がよみがえります。
5歳の頃から32年間、少数民族に恋焦がれてきました。そして23歳でアフリカに行きはじめて以来、彼らとの交流は私にとって当たり前になっていました。
しかし、コロナ禍という未曾有の災禍により彼らと過ごす時間がなくなったことで、彼らと焚火を囲むような、なんでもない時間の尊さに気づかされ、もう一度彼らに会いに行く旅をしたい、そしてまた彼らの姿を収めたいと強く考えるようになりました。
そして、このコロナ禍で気づいたことがもうひとつ。それは私の作品を見てくれる人がいてくれるからこそ、私は彼らのカッコいい姿を伝えたいんだということ。
正直を言うと、カメラマンという肩書きが邪魔をして彼らと過ごす時間が、ある意味仕事になりすぎてしまったと感じ、もういつやめてもいいかなぁと思っていた時期もありました。
しかし、撮影協力してくれた世界中のモデルさんや応援してくれている方たちが温かい声を掛け続けてくださったからこそ、私は励まされ、これまで写真家としても活動してこれたんだという感謝の気持ちが芽生えてきました。
私の作品はある意味、かれら民族(とその肖像)の消費なのかもしれません。しかし今の彼らの文化とその姿を写真というカタチで残すことで、手にとっていただいた方の記憶に残り、そのポジティブな想いを友人や家族、子どもや孫たちに伝え続けてくれる。
なにより彼らの姿や生活、国に想いを馳せてもらえる。遠く離れた人と人とを繋ぐそんなキッカケになればと思っておりますので、私のヒーローたちを是非皆さまにご覧いただければ幸いです。
当記事はKYONTIE社ご提供の情報をもとに作成しております。
東京生まれ、渋谷ラバー。2011年小説『空のつくりかた』刊行。その後アパレル企業のコピーライティングをしたり、webメディアを立ち上げたり。最近の悩みは、趣味が多すぎてなにも極められないこと。でもそんな自分が好きです。