又吉直樹書き下ろし脚本ショートドラマ『死⽣の峠』10月17日(金)より配信開始
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2025.10.08

又吉直樹書き下ろし脚本ショートドラマ『死⽣の峠』10月17日(金)より配信開始

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芸人として活躍する一方で、その文章力も高く評価されている又吉直樹さん。2015年に発表された中編小説『火花』はデビュー作ながら第153回芥川賞を受賞し、以降も『劇場』や『人間』など人気作を次々に発表。

そんな又吉さんがこのたび脚本を書き下ろしたショートドラマ『死生の峠』が2025年10月17日(金)よりFANY Studio チャンネルにて配信されます。

又吉直樹さん原作・脚本ショートドラマ『死⽣の峠』

又吉直樹さんが原作・脚本を手がけた『死生の峠』は、時代劇ながら独自の視点とユーモアが交わる、又吉さんらしさが光る作品。

死を決意して峠に向かう主人公の侍役に、シリアスもコミカルも巧みに演じ分けられる⼾塚純貴さん、浪⼈役に独特の存在感を放つ⿊⽥⼤輔さんを迎えるとあれば、物語は一筋縄でいかないことがわかります。先に公開されているティザー映像(上部参照)を見ても、その後どう展開するのか読めません。

監督を務めたのは、気鋭のCMディレクター・ヘソさん。今年、初の短編映画作品に挑戦したばかりで、ますます今後の活躍を期待されているヘソさんならではの表現豊かなドラマ作品に仕上がりました。

また、物語に彩りを添える主題歌を担当するのは、NTTドコモ・スタジオ&ライブとeggmanの共同プロジェクトオーディションで初代グランプリを獲得したアーティスト、サカキナオさん。

本作のために書き下ろされた同⽇配信6thシングル「命・命・命」は、古典と現代を融合させた独特の世界観が作品のテーマと⾒事に重なり、⼼に残る余韻を⽣み出します。

『死⽣の峠』作品概要

【配信情報】

ドラマ本編公開:FANY Studioチャンネル
(2025年10月17日(金)より配信開始)

【あらすじ】

⽂政五年(⼀⼋⼆⼆年)、不正の責任を負い役を辞した侍が、死を決意して⼭の峠に辿り着く。そこで出会った謎めいた浪⼈は、まるで旧知のように語りかけ、侍の死を「ありがとう」と⾔って迎える。浪⼈は茶化しているようでいて、⾔葉の奥に濁った澱のようなものが⾒え隠れする。

掴みどころのない男に、侍は⼾惑い、苛⽴ち、やがて⼼の奥底をさらけ出す中で、死と⽣の意味を問い直していく…

【原作・脚本】

⼜吉直樹

【キャスト】

⼾塚純貴(侍役)、⿊⽥⼤輔(浪⼈役)、Minori、那智(若い男⼥役)

【監督】

ヘソ

TVCM、MV、短編映画など幅広い映像を演出。受賞歴に⼤阪アジアン映画祭、ADFEST、Spikes Asia、広告電通賞、EWAA Londonなど。朝⽇新聞、NIKE、JR東⽇本、サッポロビールほか多数の企業広告を担当。

【主題歌】

サカキナオ 「命・命・命」
2025年10⽉17⽇(⾦)配信リリース

NTTドコモ・スタジオ&ライブとeggmanの共同プロジェクトオーディションで初代グランプリを獲得。作詞、作曲を⾃⾝でこなすソロシンガー。「サカキ」という名前は「源⽒物語」からつけている。⼼に突きささる表現⼒や豊かなボーカル、現代のファンク、ソウルに歌詞では「古典」 要素を取り⼊れるなど新感覚な楽曲テイストが魅⼒の新⼈アーティスト。⼜吉の原作を元に楽曲を書き下ろした。

サカキナオ公式SNS

▶︎X:@SakakiNao_
▶︎TikTok:@sakakinao_official
▶︎Instagram、Threads:@sakakinao__official
▶︎YouTube:@sakakinao_official

又吉直樹さんよりコメントが到着

⽂化の記憶と⾝体感覚、⾳と⾔葉が精緻に響き合うサカキナオさんの楽曲に触れながら、物語を考えました。

今回、それがドラマとしてかたちにできたことを、とても嬉しく思います。

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又吉 直樹

1980年⼤阪府寝屋川市⽣まれ。吉本興業所属。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。 2015年に本格的な⼩説デビュー作『⽕花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発⾏部数300万部以上のベストセラーとなる。2017年には初の恋愛⼩説となる『劇場』を発表。2022年4⽉には初めての新聞連載作『⼈間』に1万字を超える加筆を加え、⽂庫化。2023年3⽉、10年ぶりのエッセイ集となる『⽉と散⽂』を発売。 他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』、共著に『蕎⻨湯が来ない』(⾃由律俳句集)、『その本は』など。⼜吉の頭の中が覗けるYouTubeチャンネル【渦】,オフィシャルコミュニティ【⽉と散⽂】も話題。

又吉直樹さん公式SNS・コミュニティ

▶︎YouTube:ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル
▶︎オフィシャルコミュニティ:月と散文

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この記事を書いたライター

浦田みなみ
浦田みなみIP mag編集長

東京生まれ、渋谷ラバー。2011年小説『空のつくりかた』刊行。その後アパレル企業のコピーライティングをしたり、webメディアを立ち上げたり。最近の悩みは、趣味が多すぎてなにも極められないこと。でもそんな自分が好きです。

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