くまモンと声優・寺崎裕香が語る熊本の今「熊本県ミニレクチャー会2024」
#トレンド
2024.10.16

くまモンと声優・寺崎裕香が語る熊本の今「熊本県ミニレクチャー会2024」

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2024年10月7日(月)、銀座熊本館にて、熊本県ミニレクチャー会が開催されました。銀座熊本館は東京都内にある自治体アンテナショップのなかでも、老舗の1つです。

今回、3回目となる当イベントでは、天草地方の魅力を中心に熊本県の最新情報がレクチャーされました。また、ゲストとして登場したのは、熊本県の公式キャラクター・くまモンと、『イナズマイレブンGO』の松風天馬や『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のクーデリア・藍那・バーンスタインの声を担当する、熊本県出身の声優・寺崎裕香。

アットホームな空間で、大好きな地元について語る2人の様子から、熊本県のあたたかさを感じることができました。

INDEX
  1. 先進的な教育も話題!熊本の「今」
  2. 青い海に囲まれ、自然と文化に育まれた天草の魅力
  3. 写真チェックに、グータッチ!?サービス精神たっぷりのくまモン
  4. 熊本地震を経て、地元に恩返しをしたいという気持ちが強くなった
  5. いざ実食。やっぱり熊本の食べ物はうまか

先進的な教育も話題!熊本の「今」

九州のほぼ中央に位置する熊本には、スイカやトマト、デコポン、い草、カスミソウなど、全国一の生産量を誇る作物が多く存在します。

また、今年2024年から発行されている新千円札の肖像になっている北里柴三郎は熊本県出身。地元の小国町には北里柴三郎記念館があります。

そして、熊本といえば、全国で初めて公立高校にマンガ学科が設立された熊本県立高森高等学校や、宮崎美子さんが名誉館長を務める「こども本の森 熊本」など、教育に関する取り組みも注目されています。

青い海に囲まれ、自然と文化に育まれた天草の魅力

今回のメインである天草の魅力もたっぷりご紹介。

青い海に囲まれ、自然と文化に育まれた天草。島内には、西平椿公園のアコウの木や倉岳神社、上天草温泉郷、下田温泉といった癒しスポットがたくさんあります。

迫害を受けながら信仰を続けてきたキリシタンの文化が受け継がれており、天草四郎像や世界文化遺産にもなっている崎津集落などからその片鱗をうかがうことができます。

焼き物の町としても知られ、天草で作られている陶磁器は、なんと全国の生産量の8割にも及ぶそうです。

また、天草諸島を構成する大小さまざまな島には、特徴的なエリアもたくさんあります。なかでも、猫の数が人口を上回り、「猫の島」とも称される湯島や、1億年前の地層が見られる「恐竜の島」・御所浦島は人気の観光地です。

島が丸ごと博物館となっている御所浦島では、化石採集体験や白亜紀の地層を観察するクルージング「化石ディグ」がおすすめです。

さらに、天草一の特徴といっても過言ではないのが、遭遇率90%以上のイルカウォッチング。天草イルカ調査室では、SDGsの観点から「人にもイルカにも優しい海の実現」について学ぶことができるのも魅力です。

写真チェックに、グータッチ!?サービス精神たっぷりのくまモン

全身で熊本県を表現するくまモン。天草は右手あたり

イベントを盛り上げるべく会場に現れたのは、2025年にデビュー15周年を迎えるくまモン。

「九州のおへそ・熊本県からやってまいりました、営業部長兼幸せ部長のくまモンです!」とお決まりの自己紹介を華麗に決め、会場を盛り上げます。

全身で熊本県を表現したり、参加者とグータッチをしたり、笑いに貪欲な一面ものぞかせながら、熊本県のよかとこ(よいところ)とうまかもん(おいしいもの)をPRします。

全力でファンサービスをしてくれるくまモン

フォトセッションになると、1つひとつのカメラに向かってポーズを決めたり、撮られた写真を自らチェックしに行ったりと、持ち前の茶目っ気とサービス精神で参加者の心を鷲掴みにしていました。

熊本地震を経て、地元に恩返しをしたいという気持ちが強くなった

スペシャルゲストとして地元愛を語ったのは、熊本県出身の声優・寺崎裕香。『ポケットモンスター』のロイ、『イナズマイレブンGO』の松風天馬、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のクーデリア・藍那・バーンスタインなど、数々の人気キャラクターの声を担当しています。

2016年の熊本地震をきっかけに、より一層、熊本のために何か恩返しできることはないかと考えるようになった寺崎。

ズバリ地元の好きなところは、人のあたたかさと水のおいしさで、上京してから改めてそのよさを実感しているといいます。

幼少期には、毎年日本舞踊の発表会で天草を訪れていたそう。そこで焼き立てのちくわを食べるのが恒例だったと、懐かしそうに語っていました。

「もう上京して20年以上経ってしまって、熊本にいた時間より東京にいた時間のほうが長くなってしまったんですね。熊本にいたのは18歳までで、まだお酒も飲めない年齢だし、車の運転もできていなかったので、20歳を超えて熊本に住んでいたら、もっと知ることができた魅力があったのかなと。大人になった今、もう一度地元に帰って新しく生まれた文化に触れたいです」と、地元への恋しさを吐露する場面もありました。

商店街で育った寺崎は、「幼馴染が地元のお店を継いだり、地域を盛り上げる活動をしたりする姿を見て、自分もそれを繋いで発信できる存在になりたい」と言います。

熊本県代表としてのコメントを求められると、「熊本にはあたたかい人たちがたくさんいるので、旅行で訪れた際に話しかけたら、きっといろいろな情報を教えてくれたり、手助けをしてくれたりすると思います。天草は海鮮が有名ですが、お野菜も、果物もおいしいので、ぜひぜひ遊びに来ていただけたらと思います。」と締めくくりました。

いざ実食やっぱり熊本の食べ物はうまか

熊本名物のい草でできた机に並べられたのは、熊本のうまかもん。

(上段左から)車海老の塩かりんとう、炭火焼き (下段左から)ムラサキウニの缶詰、シマアジの生ハム(飲み物)「くまもとの晩柑しぼり」、純米焼酎「天草」、本格芋焼酎「池の露」

熊本県の魚として指定されている車海老を使った塩かりんとうや、国内最大級のサイズを誇る地鶏・天草大王の炭火焼きは、九州らしいしっかりした味付けで、子どものおやつにも、大人のおつまみにもなりそうです。

ムラサキウニの缶詰やシマアジの生ハムは、天草の海の幸をより多くの人に届けたいと作られた商品。生で食べるのとは一味違う、おしゃれなアレンジを楽しむことができます。

ほろ苦さが上品なアクセントになっている、果汁100%の「くまもとの晩柑しぼり」は、濃厚な柑橘ジュースを好む方におすすめしたい一品。

純米焼酎「天草」と本格芋焼酎「池の露」は、九州らしい力強さとサラッとした飲みやすさを併せ持っているのが特徴で、贈り物としても喜ばれそうです。

南蛮柿餅「四郎の初恋」

また、天草といえば、キリスト教とともに伝来した南蛮柿(いちじく)も有名。デザートは、そんな南蛮柿特有のプチっとした食感を楽しむことができる「四郎の初恋」。甘すぎず、やさしい味で、老若男女に愛されるお菓子です。

くまモンの活躍もさることながら、世界最大の半導体受託製造企業であるTSMC(台湾積体電路製造)の進出など、先進的な取り組みも注目されている熊本県。

昔ながらのあたたかさと、新たな魅力を持ち合わせた、熊本の「今」を、ぜひ五感で味わってみてはいかがでしょうか?

主催:熊本県 PR 事務局 共同ピーアール株式会社

写真:タジマスズリ

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この記事を書いたライター

村上美鈴花
村上美鈴花広報

2000年鹿児島県生まれの広報。ダンス、ドラマ、舞台、ミュージカル、歌舞伎、ファッションなど、生活の中心はエンタメ。最大の関心ごとはエンタメを正しく創り、届け、楽しむこと。

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