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2024年、多くの人の心に残ったCMたち。
当記事では、2024年12月11日(水)~12月13日(金)の期間で、「CMをよく見る」と答えた全国の10〜50代の男女1558人を対象に実施したWebアンケートの調査結果をもとに、「2024年 最も印象に残ったCM出演タレントランキングTOP15」を一挙公開!
さらに、調査で明らかになったタレントCMが視聴者に与える影響力を深掘りし、2025年のCMのトレンドについても予測します。
圧倒的首位に立ったのは、2024年のCM起用社数ランキングで2年連続で年間王者に輝いた川口春奈でした。ENEOS、ニデック、はま寿司、日本製鉄、小田急電鉄など、多岐にわたるジャンルのCMで安定感と親近感を演出し、視聴者の記憶に残る存在感を見せました。
参照:「ニホンモニター株式会社」川口春奈さんが年間王者2連覇を達成! ~ニホンモニター2024タレントCM起用社数ランキング発表~
子役時代のイメージから、知的で信頼感のある印象を定着させた芦田愛菜は2位にランクイン。特に、出川哲郎や小池栄子と共演した、ワイモバイルのCMで見せた無邪気な演技が幅広い層に印象を残したようです。
日本だけでなく世界中で支持される大谷翔平は、男性トップに。コーセーの雪肌精のCMでは、アスリートと化粧品という意外性が印象的だったという声もありました。また、セイコーのCMは特に男性の心に刺さったようです。
P&Gジャパンのレノアやアリナミン製薬のベンザブロックなどのCMでお馴染みの綾瀬はるか。一際印象的だったという声が多かったのは、ユニクロのCMでした。CMのストーリーや演出に興味を引かれた人も多いようです。
アイドルグループ・Snow Manとしてはもちろん、俳優としても存在感を際立たせている目黒蓮。その爽やかなイメージが、キリンの晴れ風や午後の紅茶などのCMの世界観とマッチしていたことが、視聴者の心に深く刻まれていました。
6〜15位をふくめたランキングは以下の通りです。
順位 | タレント |
---|---|
1位 | 川口春奈 |
2位 | 芦田愛菜 |
3位 | 大谷翔平 |
4位 | 綾瀬はるか |
5位 | 目黒蓮(Snow Man) |
6位 | 今田美桜 |
7位 | 広瀬すず |
8位 | 大泉洋 |
9位 | 賀来賢人 |
10位 | 橋本環奈 |
11位タイ | 伊藤沙莉/出川哲郎 |
13位タイ | NI-KI(ENHYPEN)/米倉涼子 |
15位 | Number_i |
多様なジャンルのCMでさまざまな印象を残しているタレントがいる一方、特定のCMで大きなインパクトを残したタレントも見受けられます。
特に、米倉涼子は楽天モバイルのCM、伊藤沙莉とNI-KI(ENHYPEN)はマクドナルド「三角チョコパイ」のCMで視聴者の心をつかんだようです。
それぞれのCMが印象に残った理由で、最も多かったのは、「タレントのイメージと商品・サービスがピッタリだったから(17.8%)」。
ほかにも、「タレントが意外な役柄やシチュエーションで出演していたから(16.6%)」「タレントの演技や表現が印象に残ったから(15%)」「好きなタレントが出演していたから(12.8%)」といった理由が票を集めました。
タレントCMにおいて、タレントと企業・商品・サービスの親和性や意外性は、重要なポイントであるといえるでしょう。
今年、タレントCMに喚起されて何らかの行動を起こしたことがある人の割合は、全体で過半数に達しています。
年代・性別ごとに見ると、この傾向が強く見られたのは20代男性で、67.8%の人がタレントCMに喚起されて何らかの行動を起こしたことがあると回答しました。
さらに、購買行動に焦点を当てると、約4人に1人がタレントCMをきっかけに商品を購入したり、購入を検討したりした経験があることがわかりました。
「CMを見るきっかけとして出演しているタレントがとても重要である」、あるいは、「まあまあ重要である」と回答した人の割合は、全体の60%にのぼります。
さらに、「CMを見るきっかけとして、出演しているタレントがとても重要だ」と答えた割合について、年代別に比較したところ、若い世代ほどその割合が高いことがわかりました。
この結果から、若い世代ほど出演タレントがCMを見る理由になりやすいと考えられます。
好きなタレントや著名人が出演しているCMがつい気になってしまうという人は、全体の48%を占めています。
また、タレントの出演の有無にかかわらず、「面白いストーリーや設定があるCM(34.4%)」「ユーモアや笑いの要素が強いCM(27.2%)」「気になる会社・商品・サービスのCM(24.4%)」「キャッチーな音楽やジングルが使われているCM(23.3%)」は、約3〜4人に1人がつい気になることが判明しました。
このデータから、タレントや企業・商品・サービスに対する興味・関心の重要性と、タレントCMに対し、ユーモアを求めている消費者が多いことがうかがえます。
2024年最も印象に残ったタレントCMを視聴した媒体としては、テレビが74.58%とダントツ。
さまざまなメディアが普及した現代においても、相対的にテレビCMの影響は大きいことがわかります。
また、そのCMをYouTubeで視聴したと答えた人の割合について男女別で比較すると、男性は28.7%と女性より9%も高い結果となりました。
さまざまな媒体が普及したことで、属性ごとにCMとの接し方に違いが見られるようです。
順位 | タレント |
---|---|
1位 | 今田美桜 |
2位タイ | 大谷翔平/浜辺美波 |
4位タイ | 芦田愛菜/永野芽郁 |
6位タイ | 綾瀬はるか/目黒蓮(Snow Man) |
8位タイ | 川口春奈/橋本環奈/Snow Man |
「2025年 新CMに出演してほしいタレントランキング」で、堂々のトップに君臨したのは、ドラマや映画での活躍が目覚ましい今田美桜。
「2024年 最も印象に残ったCM出演タレントランキング」では、キリンの晴れ風や楽天モバイルのCMが印象的だったという声も寄せられていた今田が、2025年はどんなCMに出演するのか、注目されています。
「2024年 最も印象に残ったCM出演ランキング 」に続き、こちらでも男性トップに立ったのは、大谷翔平。単独CMはもちろん、夫婦やチームメンバーとの共演を熱望する声も多く、その人気ぶりを表しているのではないでしょうか。
「2024年 最も印象に残ったCM出演ランキング」でお馴染みの顔ぶれが並ぶなか、浜辺美波や永野芽郁といった、若手女優も上位にランクイン。数々の映像作品での経験で着実に身につけている演技力と愛らしいキャラクターを活かした新CMに期待が高まります。
また、グループとして唯一ランクインを果たしたSnow Manですが、各メンバーの個人名も多く挙げられていました。それぞれのメンバーの個性を活かしたCMと、メンバー同士の関係性が垣間見れるCMの両方を待ち望むファンが多いようです。
2025年に注目したいタレントCMの特徴として票を集めたのは、「若手タレントを起用したCM(41.1%)」や「メディア露出の少ないタレントを起用(27.4%)」でした。
また、意外な共演を楽しみにしているという声や、YouTuberやVTuber、歌い手、インフルエンサーといった現代ならではのキャスティングを求める意見もありました。
これらの結果から、2025年のタレントCMでは「新鮮さ」と「意外性」がキーワードになると予想されます。
当記事では、Webアンケートの調査結果をもとに、「2024年 最も印象に残ったCM出演ランキング」をはじめ、タレントCMが消費者に及ぼす影響や2025年のタレントCMのトレンドについて解説しました。
2025年は、「新鮮さ」と「意外性」を兼ね備えたタレントCMがトレンドになるのではないかと予想されます。
また、今回の調査で明らかになったのは、タレントのキャスティングがいかに重要であるかということ。
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調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年12月11日(水)~12月13日(金)
有効回答数:1558
対象者:「CMをよく見る」と答えた、全国の10〜50代の男女
調査実施機関:株式会社Wunderbar
調査委託先:株式会社リンクアンドパートナーズ
集計方法:単純集計、クロス集計
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