東京生まれ、渋谷ラバー。2011年小説『空のつくりかた』刊行。その後アパレル企業のコピーライティングをしたり、webメディアを立ち上げたり。最近の悩みは、趣味が多すぎてなにも極められないこと。でもそんな自分が好きです。
当記事は株式会社iNKODE JAPANご提供の情報をもとに作成しております。
2024年11月8日(金)〜10日(日)の3日間にかけて、JAEJOONG(ジェジュン)×XIA(ジュンス)がデビュー20周年を記念して初めて2人で合同公演「JX 2024 CONCERT <IDENTITY> in Seoul」を開催!
日本公演を年内12月14日(土)・15日(日)にひかえ(チケット販売中!)、大熱狂のうちに終えた韓国・ソウル公演1日目の様子をお届けします。
2003年にデビューし、K-POPブームの火付け役となったJAEJOONG(ジェジュン)とXIA(ジュンス)は、グループ活動のみならず、それぞれソロアーティストとしても第一線を走りつづけ、20周年を迎えました。
それを記念して初の合同公演を開催!その名も「JX 2024 CONCERT <IDENTITY>」。「JX」というユニット名は、JAEJOONGとジュンスの活動名であるXIAの頭文字を合わせてつけられました。また公演タイトルの<IDENTITY>には「過去に出会った大切な人々や楽曲があるからこそ、今の自分たちがいる」という意味が込められています。
レジェンド同士の初めての公演ということで、発表直後から国内外問わず話題騒然!韓国公演のチケットは即ソールドアウトとなりました。
なお、日本公演についての詳細はこちらの記事をご参考ください!
当記事では、日本公演に先駆けて行われた韓国・ソウル公演のDAY1の様子をお届けします。
2024年11月8日(金)、国内外から10代〜50代以上と幅広い層のファンが集まったのはソウルにあるKSPO DOME。かつて青春時代から応援している方がいる一方で、今なお新しいファンを魅了しつづけているところにレジェンドたる風格を感じます。
時間になりギターが鳴り響くと、ステージにそびえ立つ巨大な2本の柱が上下に割れ、JAEJOONGとXIAが登場。そのままふたりの最初のグループ時代の楽曲「Rising Sun」のパフォーマンスが始まり、いよいよだれもが待ち望んだ公演が開幕しました。
先述した「過去に出会った大切な人々や楽曲があるからこそ、今の自分たちがいる」という思いが選曲にもこめられているようです。
その後、デビュー時からともにステージに立っているダンスディレクターが率いるバックダンサー16人との一糸乱れぬ激しいダンスパフォーマンスを披露。続けて「Purple Line」、「"O"-正・反・合」とノンストップで3曲を歌唱し、20年前よりもさらに輝きも魅力もあふれるふたりにファンは大熱狂しました。
最近のふたりはダンスより歌唱がメインですが、公演前に「久しぶりに踊ります」と宣言していたとおり(詳細はこちらの記事へ!)、序盤から激しいパフォーマンスを見せ、息を切らしながらJAEJOONGは「ふたりで踊る姿を見るのは久しぶりだよね?」と観客に向かって話しかけたり、XIAはグループ時代の楽曲を披露することについて「僕たちの歌だけど、ずっと歌えなかった曲もあって、今日披露することができて嬉しい」と率直な感想を伝えたりしました。
これまでのふたりの軌跡を知る人たちにはぐっとくる言葉だったのではないでしょうか。ファンが声援で応えると、それまでと一変して「Whatever They Say」と「I believe...」を歌唱し、ロマンチックで甘く優しい声を響かせます。
衣装を変えてからは「Sky」を披露。間奏中に見せたXIAの即興ダンスにJAEJOONGとバックダンサーが合わせる場面も。その後はファンも一緒になって「My Girl」のサビを大合唱。花道を歩きながら観客を見回し、微笑んでは20年間を振り返るように思いをこめて歌うふたりに、涙を流す観客も見られました。
MCパートでは選曲について言及。約半年前の6月から準備を重ね、なんと楽曲選びのために3回も会議をしたそう。「ファンの方々が聴きたいだろうな」と思う曲を考えながら決めたそうですが、デビュー初期の楽曲を選んだことについてJAEJOONGは「不安もあった」と正直な思いを吐露しました。
これまで歌う機会がなかったこともあり、「実は心配もあった。ライブをうまくやり遂げられるか、踊りながら歌えるかどうか、そして来てくれた方が本当に僕たちの昔の曲を嬉しく思ってくれるのかどうか」と悩んでいたそうです。
XIAは「僕たちが20年前に活動していた時代に戻ったという見方ではなく、今も現役のアイドルとして見てもらえたら嬉しいです」と話します。
そしてJAEJOONGが「この歌は僕たちがグループとして活動していたときの完全な姿を想像できる曲で、強いメッセージを持っていると考えているから」セットリストを決める際に最後に決めた曲だと紹介したのは「そして…(Holding Back The Tears)」。会場はより一層大きな歓声に包まれました。
この曲はグループとして活動していた2005年当時の不安や、膝を怪我してしまったJAEJOONGを思って他のメンバーが作詞をした、メンバーにとってもファンにとっても大切な曲なのです。ふたりはそれぞれ会場全体を見渡しながら一人ひとりに向けて歌声を届けました。
その後は、XIAが自身のソロ曲「Tarantallegra」と「Flower」のメドレー、そして激しいダンスとともに「ROCK THE WORLD」を披露し、JAEJOONGは自身の最新フルアルバム『FLOWER GARDEN』より、「Devotion」と「Summer J」、最後に自ら作詞に参加したタイトル曲「Glorious Day」を歌唱。
そしてふたりそろって「Stand by U」「明日は来るから」「どうして君を好きになってしまったんだろう?」の3曲と、「begin」と「PROUD」の日本語楽曲を連続で歌唱します。
「PROUD」のパフォーマンス時には、ふたりの若かりしころと現在の映像が映し出され、まるで当時の自分たちに語りかけるように歌唱する姿に、当時を知るファンは自身の思い出もともに振り返ったのではないでしょうか。
涙を流しながらふたりを見つめる観客の姿に思いを重ね、自身も目をうるませるXIAとそれを温かく見守るJAEJOONGはMCで「泣きながら見てくださったファンの方々がいて嬉しかったです。思い出を同じ空間で共有できたこと自体がとても温かいです」と発言していました。
感極まったファンが今後もJXとしての活動を望む声を上げると、XIAは「僕たちを求めてくれるなら…約束はできないけど、みなさんの愛で生きているから、無視できないよね」と話します。そして客層アンケートなど、ファンとコミュニケーションをとりながら、最後に「The Way U Are」「呪文 -MIROTIC-」を披露してステージを去りました。
でも、まだこれで終わりではありません。スクリーンには「Don't Say Goodbye」の歌詞が表示され、観客が大合唱すると、ふたりも再登場。制服姿で「HUG」と「風船 (Balloons)」をアイドルスマイルで披露します。
そして「夢みたいな時間だった。ずっと歌えず、心だけに留めていたことを、全部出すことができた。本当にどう表現したらいいか分からないけれど、パフォーマンスを皆さんに見てもらって、目の前で涙してくれたり、幸せそうにしてくれたり、笑ってくれたおかげで勇気が出ました。舞台にいるメンバーやスタッフ全員と一緒にこの公演ができてよかったと思えました。本当にありがとうございました」というJAEJOONGの思いが伝わる挨拶のあと、JYJの楽曲「Empty」でライブは締めくくられ……たかと思いきや、まだまだ続きます。なお、このときすでに約3時間を経過していたよう。
再度退場したのち、熱冷めやらないファンによる再アンコールの声に応え、再び登場。何度も感謝を告げたあと、3mの高さにリフトアップされながらバラード曲「Love In The Ice」を情熱的に歌い上げます。
舞い落ちる紙吹雪も相まって幻想的なムードに包まれると、いつまでも鳴りやまない拍手によって、今度こそついに終演を迎えることになりました。ファンへの思いがあふれにあふれたソウル公演。いやが上でも日本公演への期待も高まります。
◾️日時:
<DAY1> 2024年12月14日(土)15:00開場/17:00開演
<DAY2> 12月15日(日)14:00開場/16:00開演
(開場・開演時間は変更になる場合がございます)
◾️会場:埼玉・ベルーナドーム
◾️出演者:JAEJOONG(ジェジュン)、XIA(ジュンス)
◾️企画:iNKODE, PALMTREE ISLAND
◾️主催:iNKODE JAPAN
◾️共催:NTTドコモ
◾️制作:バンダイナムコミュージックライブ
◾️チケット予約情報:
<プレオーダー先行(抽選)>
受付期間:2024年11月9日(土)12:00~11月13日(水)23:59
<ファミペイ先行(抽選)>
受付期間:2024年11月12日(火)12:00~11月18日(月)23:59
<一般発売(先着)>
発売日:2024年11月23日(土)AM10:00~
<海外向けチケット販売(先着)>
発売日:2024年11月9日(土)12:00(日本時間)~11月17日(日)23:59(日本時間)
<アップグレード抽選>
受付期間:2024年11月16日(土)12:00~11月22日(金)23:59
<IDENTITY>
特設サイト:jxidentity.jp
公式X:@JX_identity
公式YouTube:@JX_identity
公式Instagram:@j.xofficial
当記事は株式会社iNKODE JAPANご提供の情報をもとに作成しております。
東京生まれ、渋谷ラバー。2011年小説『空のつくりかた』刊行。その後アパレル企業のコピーライティングをしたり、webメディアを立ち上げたり。最近の悩みは、趣味が多すぎてなにも極められないこと。でもそんな自分が好きです。